回線速度の基準ってどれくらい?/ネット通信の速度の目安とは?(まとめ)

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回線の速度は、どれくらいが「普通」なのでしょうか?
「基準」となる速度について考えてみたいと思います。

 

結論から先に言ってしまうと、
回線速度の基準は「10Mbps」です。

 

「10Mbps」あれば大体ストレス無くインターネットを楽しめます。

 

この「10Mbps」と言う数字を基準としながら、

 

「10Mbps」程度…「普通」です。
「10Mbps」未満…「遅い」です。
「10Mbps」を超える…「速い」です。

 

みなさんの回線速度は「10Mbps」ありますか?

 

Googleで「インターネット速度テスト」と検索して、
「回線速度」を調べてみてください。

 

≫ インターネット速度テスト

 

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回線速度の「基準」を求める手順

 

考え方を示しておきます。

 

まず「理論値」から考えます。
次に「実測値」を踏まえて、回線速度の「基準」となる数値を求めます。

 

最後にネットの通信速度の目安を出します。

 

お使いの回線がどのくらいのレベルなのか考えるときの参考にしてください。

 

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理論値は「NURO光」が最速の「2.0Gbps」

 

まず「理論値」から考えます。
全ての基準となる数値ですね。

 

この「理論値」からどれくらい下がるのか。
それがあとで考える「実測値」ということになります。

 

さて理論値とはつまり、「回線の材質から技術的にどれくらいの高速通信が可能か」ということです。

(ですから「実際にどれくらい速いか」はここでは関係ありません)

 

固定回線の種類で言うと、大きく3つのグループがあります。
次の通りです。

 

  • So-net回線(NURO光)
  • KDDI回線(au光)
  • NTT回線(フレッツ光/ドコモ光/ソフトバンク光)

 

自宅でインターネットと言えば「NTTフレッツ光」が有名だと思います。
この「フレッツ光」は「NTT」の回線なので、NTT回線というグループに分類されます。

 

続けて、それぞれの回線の「理論値」を見てきましょう。

 

  • So-net回線…「2.0Gbps」
  • KDDI回線…「1.0Gbps」
  • NTT回線…「1.0Gbps」

 

つまり「理論値」で分けると2種類の回線があるんですね。
「2.0Gbps」か「1.0Gbps」か、ということです。

 

ただし、前提の通りこれはあくまで「理論値」です。
実際にどの回線を使っても「2.0Gbps」や「1.0Gbps」の速度が出ることは、まずあり得ません。

 

なぜなら、みな「ベストエフォート方式」を採用しているからです。
この「ベストエフォート方式」が分かれば、実測値の話が分かります。

 

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「ベストエフォート方式」は「努力目標」に過ぎない

 

通常、通信会社は「ベストエフォート方式」でサービスを提供しています。

 

「ベストエフォート方式」とは何かというと、「最大限努力して理論値に近い通信速度を目指します」というものです。

 

通信回線というのは混み合うと通信速度が落ちます。
高速道路の渋滞にハマるとノロノロ運転になってスピードが出せなくなりますよね? それと同じです。

 

通信会社が「理論値を保証します!」と言うと、回線速度が遅くなった時に利用者から苦情が殺到してしまいます。

 

だからと言って、「理論値を保証しません!」とハッキリ言ってしまうとお客さんが逃げてしまいます。
これでは他社との競争に負けてしまいます。

 

そこで「最大限努力して理論値に近い通信速度を目指します」と言っているのです。
これを「ベストエフォート方式」と言います。

 

「ベストエフォート方式」は自宅の固定回線ではもちろん、スマートフォンなどのモバイル通信の場合も同じです。この「ベストエフォート方式」が採用されていることが多いです。

 

ですから、上の「理論値」から下がった数値が「実測値」ということになります。
みなさんがお使いの環境で「スピードテスト」をしてみて出た結果は、「2.0Gbps」や「1.0Gbps」と比べて「何%」落ちた値でしょうか?

 

それが「実測値」であり、ベストエフォート方式の結果です。

 

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「Mbps」と「MB/s」は違う/Bit(ビット)とByte(バイト)の単位に注目せよ

 

ちょっとここで「実測値」の単位の話をします。
用途別に必要な通信速度を考えるときに必要となる知識です。

 

「Mbps」と「MB」は、似てますが違います。

 

「Mbps」は「bit(ビット)」で表しています。
一方「MB」は「Byte(バイト)」で表しています。

 

また「8bit」=「1B」で変換されます。

 

なので「1Mbps」=「0.125MB/s」なので、
「8Mbps」であれば「1MB/s」となります。

 

このことを頭に入れておいてください。

 

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実測値で「8Mbps」あればストレスは感じない

 

メールを送受信する場合は、大体「0.5MB/s」程度の通信速度が必要です。
また、Webサイトを閲覧する場合は、大体「0.3~0.6MB/s」の通信速度が必要です。

 

と言うことは、「8Mbps」=「1MB/s」程度の通信速度があれば、メールやWebサイト閲覧程度のことならストレスなく楽しめる、ということです。

 

テキスト主体(文字主体)の使い方をする場合は、「8Mbps」程度があれば十分ということは覚えておきましょう。

 

ただし、動画を視聴するとなれ話は変わってきます。「8Mbps」では足りません。
その程度の通信速度だとストリーミング再生中に停止したり、カクついたりします。

 

動画をスムーズに再生した場合は、最低でも「10Mbps」は必要です。

 

また、動画は高画質になればなるほど速い通信速度を必要とします。
中画質、高画質、超高画質の動画を見るのであれば最低でも「16Mbps」=「2MB/s」、できるなら「24Mbps」=「3MB/s」は欲しいところです。

 

さらにオンラインゲームとなると、もっともっと通信速度を必要とします。

 

ストレスなくゲームを楽しみたいなら「3桁」は欲しいところなので、
「104Mbps」=「13MB/s」が基準になるかと思います。

 

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【用途別】回線・通信速度の基準(目安)

 

最後にまとめて終わります。

 

総合

 

回線速度は「10Mbps程度」あれば「平均(普通の速さ)」と言える。

 

用途別

 

ネットサーフィン(ブラウジング/文字が多いWebサイト閲覧) メール

 

「8Mbps以上」ないと遅い。

 

動画

 

「24Mbps以上」ないと遅い。

 

オンラインゲーム

 

「104bps以上」ないと遅い。

 

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【おすすめ】ドコモ光にしたら回線速度が「8倍」速くなった

 

当ブログでは「ドコモ光」を推奨しています。

 

本当は「NURO 光」か「So-net 光(auひかり)」がベストなのですが、

 

対応エリアではなかったことと、スマホがau以外だったこともあり、いま現在は「ドコモ光」を使っています。

 

ドコモ光は「NTT光回線(フレッツ光)」で、プロバイダは「GMO」です。

 

光回線とプロバイダを乗り換えたことで、回線速度が8倍速くなりました。
やっぱり最後は「乗り換える」という方法有効なようです。

 

詳しくはこちらの記事にまとめてあります。
どうぞ参考にしてください。

 

≫ プロバイダを「GMOとくとくBB」の光回線に替えたら速度が速くなった/16.8Mbps⇒136Mbpsに改善(下り)

 

▼ドコモ光(回線:光/プロバイダ:GMO)

 
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